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シソジュースを作る


シソジュースを作る

シソジュース

シソ(紫蘇)を使ったジュース。でもジュースは100%果汁が基本だから定義上は不適切なんだろう。でも慣習?でシソジュース。普通は赤シソを使った赤いジュース。

梅と紫蘇は本来関係ないが日本人なら梅干の印象でその2つは感覚的に強く関連付けらている。ク

赤シソを使うと鮮やかなルビー色が楽しめる。

青シソを使うとシソの風味が楽しめる。

どうせなら2種類とも作ってミックスして利用するのが面白そうだ。成分的には色素意外は同じです。だからミックスすることには殆ど意味がありません。

作り方は両方とも同じ。クエン酸または酢酸を加えた時に発色するかしないかだけで、作る時の手順、材料、道具は全く同じになる。

出来上がったジュースは冷蔵庫に入れて保存。初夏の頃に作って、夏の終わりには消費しきるのが普通かな。

冬まで保存して冬のお酒と一緒に楽しむのも有りだけど、その場合は、クエン酸の量も砂糖の量も多めにして保存性を確保することが必要。長期保存用として密封して冷蔵庫に保管することになりそうだ。夏場で消費を終わらせる場合は常温でも問題はないが、どうせ冷やすのでやはり冷蔵庫に置くのが普通でしょう。

冷蔵庫には、大き目のペットボトルに入れて保管するのが、利用する時の手間から考えるとベスト。保存用の立派なボトルも好きだけど、ちょい飲みする度の開け閉めの手間が嫌だね。まあ、その時は500ミリリットルのペットボトルに移して使うのかな。

ペットボトルは大き目のものは1.5リットルとか2リットルのものがあるので冷蔵庫保管にはそれを利用します。高濃度35度の焼酎で中を洗うのは必須。AND/OR 出来上がったシソジュースで洗うことで、雑菌などが入り込むリスクを押えてください。

<材料>

  1. シソの葉 1束~2束。茎も含めて約300グラム~500グラム。
  2. 水:約2リットル。シソ葉の上がりで調整(概ね4倍)
  3. 砂糖:約1キログラム。 シソ葉の上がりで調整(概ね2倍)
  4. クエン酸:30グラム。シソジュースの上がりで調整(1リットルに付き10グラム)

<道具>

  1. ボール
  2. 濾し布
  3. 消毒用焼酎霧吹き(無ければ煮沸でも問題ない)

<手順>

  1. (シソを洗う)シソの葉から茎を外して良く水洗いする。茎を付けたまま利用する方法もあるようだ。梅干しに入れる場合はシソは直接食べるので茎は除去する。葉の部分から伸びているものもカットしたいくらい。シソジュースではシソは捨てるので茎の存在は気にならない。しかし、シソの葉を後利用する場合は、やはり茎は外しておきたい。それに、味についても風味を損ねないとも限らない。
  2. ザルに上げてよく水を切って、計量する。
  3. クエン酸(1リットルに付き10グラム程度)またはシソと同量の酢(種類は好みで。米酢が無難)、シソの倍量の砂糖(砂糖の種類は好みで)、シソの4倍量の水を用意する。
    クエン酸の場合は、シソ:1、砂糖:2、水:4の割合。
    酢の場合は、シソ:1、酢:1、砂糖:2、水:4の割合。重量ベース。
    癖の少ない味付けには、クエン酸、グラニュー糖を使うのが普通らしい。
  4. 鍋に水を入れ沸騰させる。殺菌のため必ず沸騰まで。
  5. 鍋にシソを入れ、中火で数分(5分~10分)で煮る。灰汁が出たら掬う。
  6. シソの赤い色素が溶けて、シソの葉が緑色に戻ったら、火を止めてシソを取り出す。
  7. 鍋の赤いお湯を殺菌した布などで濾しながらボールに移す。取り出したシソの絞り汁も捨てないで合流させる。
  8. 搾りかす状態のシソは刻んで山椒などと佃煮にしたり漬物と一緒に食することも出来るので取り敢えず”捨てない”。
  9. 濾した煮汁を再び火に掛け、人たちさせてから砂糖を加え、良くかき混ぜる。
  10. 火を止めて、十分さましてから、クエン酸または酢を加える。鮮やかなルビー色が発色する。
  11. 保存瓶に入れて冷蔵庫に保管。
  12. 直ぐに楽しめますが、長くても半年くらいで消費する。普通は夏の間に終了。

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