☆早春には梅花を楽しみ 初夏には梅仕事を楽しみ 秋冬には美味を楽しむ 魔法は梅の力。梅干-梅酒-梅甘水を手作りします。先人の創意工夫と拘りに耳を傾けて千差万別の方法論から自分のお気に入りを見つけましょう。2012/Spring

土用干しが終わったら

土用干しが終わるとはどういうことか?

梅が十分乾燥したら終了ということでもなさそうだ。3日3晩という手順を踏むことに過ぎない。乾燥の度合いは、天候と干した場所の環境によって様々。まあ、手作りですからばらばらでいいです。

3日連続晴天なんてありえません。雲も掛かれば一日曇りもあります。風に晒すだけでも十分。気分的には最初の日だけでも太陽に当てたい。曇りは2分の1にカウントしてトータル3日で如何でしょう。

初日は晴天(まあ、晴天まで待つということ)、後はずっと曇りでも、風干し2日で一旦締めます。梅酢に戻す。次に晴天の日が来たら残り1日分の日干しをやります。合計3日と換算。4日目の朝に取り込みます。

初日、2日目が晴天で3日目から曇ったら、3日目4日目を風干しして5日目の朝に取り込みます。その日が晴れたらもう1日かけてもいいし、黙って取り込んでも良い。


  1. <1晴れ><2晴れ><3晴れ>4日目の朝に取り込む。何の問題もない。
  2. <1晴れ><2晴れ><3曇り><4晴れ>5日目の朝に取り込む。
  3. <1晴れ><2晴れ><3曇り><4曇り>5日目の朝に取り込む。5日目が晴れたらもう1日かけるオプションあり。
  4. <1晴れ><2曇り><3晴れ><4晴れ> 5日目の朝に取り込む。
  5. <1晴れ><2曇り><3晴れ><4曇り> 5日目の朝に取り込む。 5日目が晴れたらもう1日かけるオプションあり。
  6. <1晴れ><2曇り><3曇り>(一旦戻し晴れを待つ)<4晴れ> 5日目の朝に取り込む。 5日目が晴れたらもう1日かけるオプションあり。
これ以外のオプションは存在しません。半日曇りなどは難しいですが、直射日光が1~2時間以上当たったら晴れと看做すなどしてください。


取り込んだ梅干し(ここで梅干しになってます)

一応表面は乾いていて、中には梅酢エキスが濃縮されている状態。この梅干しの取り込みオプションはいくつかあります。

(1)このまま消毒殺菌したガラス製の保存瓶に入れます。そのまま保存。所謂、寝かしです。自重で梅酢が染み出てきて全体に湿潤になります。寝かす期間は気分の問題。その日から食用でもいいですし、3ヶ月とか半年とか置いてもいいです。寝かす場所も、食用開始までは常温でも冷蔵庫でも。食用を始めると蓋の開け閉めが多くなるので冷蔵庫が良い。

(2)より濡れた感じの梅が好みなら、一度、梅酢に浸して入れる。

(3)保存瓶に戻して上から梅酢をかけても良い。その量は好みで底に僅かに見える程度から、梅に被りきらない程度までたっぷりかける程度まで。まさに好みで。梅酢が埋めにカブってはいけないということもありません。

この加減の勘所は、想定している保存期間です。1年以内に食用するならどれでも構いませんが、2年なら、(2)の濡らす程度まで。3年を目論むなら(1)の梅酢を追加しないやりかたです。期間によって長期用の瓶と短期用の瓶に分ける発想もあります。

(4)シソは濡れた梅干しにはぴったりですから、というか乾燥防止になりますから、梅の上に少し乗せます。

(5)余ったシソ(土用干しして乾いたシソ)は乾燥したまま器に入れて冷蔵庫に保管します。色々な用途に使えます。