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梅酢漬け:キョウリ

梅酢漬け:キョウリ 胡瓜(きゅうり)の梅酢漬け。

胡瓜は何時食べても美味しいが特に夏はスカッとした歯ごたえ、みずみずしさで欠かせない。きょううりの青臭さが気になる人は気の毒。

梅干しをつけたときの梅酢が余っているので、胡瓜の梅酢漬けは手っ取り早い食欲増進の一品になる。

自分でも作れるか。

基本的な手順は、野菜を塩揉みして水分を出して、梅酢に漬けるだけです。

<時間と塩分と環境と野菜特性>

何が難しいかと言えば、一番美味しいタイミングを掴むこと。漬物全体に共通しているテーマ。放っておけば何れ漬物になりますが、野菜の新鮮さ、酸味(漬かり具合)、塩分が丁度よいのは難しい。

梅酢の塩分は、減塩でやっている家では10%強、減塩しない家では20%弱、昔の味に拘れば30%になります。ここでは最もバランスの取れた(味と塩分)20%の梅干しの梅酢を前提に考えます。

20%の梅酢を使う場合は、塩で水抜きをするのは無用かと。塩辛い胡瓜になってしまう。梅酢だけで十分な塩分供給される。

逆の言い方をすると、梅酢だけでも使いすぎると塩辛いもになってしまう。

塩分の濃い梅酢の場合、量が多い使い方も、時間の掛け過ぎもいけません。とても塩辛いものになる。

特に胡瓜はデリケート。

一口サイズ(一口で食べることが出来るサイズ。厚さ1cm未満のスライス)、食べ口サイズ(箸にとってかぶりつくサイズ。ちょいゴロンとしたサイズ。5cm~10cmの丸切り)程度にカットしていきなり梅酢で漬け込む。急ぐ時は重石を使う、あるいは刻みを入れる。

最短で3時間前後で新鮮な胡瓜の梅酢漬けが食用できる、大き目の食べ口サイズで、梅酢を合わせるだけの場合も、最大2晩で食用に回したい。

環境:基本的に全て冷蔵庫。普通の家に冷蔵庫以外の食品庫は存在しない?

<一口サイズ><刻み・重石><梅酢合わせ>=3時間
<一口サイズ><梅酢合わせ>=8時間(一夜漬け・朝漬け)
<食べ口サイズ><刻み・重石><梅酢合わせ>=8時間(一夜漬け・朝漬け)
<食べ口サイズ><梅酢合わせ>=二三夜漬け(間1日置いて食べる)

胡瓜の梅酢漬けで注意すべきは漬けすぎ。梅酢の塩分が顔を出すようだと残念になる。早めの引き上げがベター。塩分の追加は簡単だが、引き算は難しい(普通はできない。水とかお湯で塩抜きできるが梅シソ風味も抜けてしまう)。


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