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梅ジャム


灰汁抜き、ヘタ取り、乾かす辺りまでは梅干しの工程と同じ。

青いも黄色いもキズありも気にしない。

包丁を入れて種を取り除く。皮はむいた方が味は良さそうだけど。面倒ですね。時間がある方は丁寧に。

梅はたっぷりの?お湯を張った鍋に入れて煮立てます。灰汁が出るので、数回(2,3回?)お湯を変えます。皮むきが出来ていると灰汁の抜けも早くなります。

梅が柔らかくなったら、笊(ザル)に上げて冷まします。

梅を計量します。

梅と同量の砂糖を用意します。

砂糖の3分の1と梅を入れ煮詰めていきます。この時もまだ灰汁が出ますから取ります。更に3分の1を加えて灰汁を取り、更に残りの3分の1を加えます。



普通だな。

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梅ジャムは、兎に角、呆れるくらい酸っぱい。 特別なニーズが無いと作っても冷蔵庫かパントリーの古株になるだけで、まあ、残念賞になりがちだ。砂糖をやたら入れる理由もその辺だが、砂糖を入れ過ぎると、不健康と言うか一体何を食べているのか分からなくなる。

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発想を変える。

梅仕事で失敗した梅は最後はジャムにするなんて発想は止めて、ちゃんとした梅ジャムにする。極上を少量作って特別な調味料として大事に消費する。

選ぶのは外も内もきれいな梅。 失敗した梅や、仲がゼリーになっている梅や、傷物は避ける。

冷水での灰汁抜きは2時間程度。冷蔵庫に入れるなら一晩でも構わない。

蔕(ヘタ)を外す。下手のところの汚れは丁寧に拭う。スプレーでも落とせるなら尚よい。

(1)果肉感を残すジャム。

(2)果肉感を残さないジャム。

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(1)
  1. 種も外さないで、そのまま浸る程度の水で煮る。灰汁が出てくるから、何回か取ってさし水する。
  2. 十分柔らかくなったら、水を(お湯)を捨てて、ヘラでそっと梅をつぶす。果肉が残るようにして種を取り分ける。皮は好みで取り分けてもいいが、残してもいい。皮を残した方が果肉の感じは残る(舌が騙される)。
  3. 用意する砂糖は、ミネラルの入った天然系でもいいが、グラニュー糖が取り敢えずは無難。量はほぐした梅と同量(最大)か、2分の1(最小)か、その中間。
  4. 砂糖は少しずつ入れながら、低い温度で煮る。かき混ぜないこと。
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(2)
  1. 最初は同じ工程。 
  2. 丁寧に念入りにほぐして、タネも皮も外す。粗目の布フィルターで漉してもいい。
  3. 砂糖は同じ要領。今度は出来るだけかき混ぜる。
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