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梅シロップを作る / 梅ジュースを作る


梅シロップを作る / 梅ジュースを作る

夏は梅の季節?。梅の利用はいろいろあるでしょうが、基本形は梅干し、梅酒、梅シロップ。梅シロップとして梅ジュースといわないのは理由があるようだ。

梅シロップvs.梅ジュース

調べると果汁100%がジュース。糖類を加えることは可とされるらしい。シロップは砂糖水。なんだ?そうなのか。果汁を加えることもある。 それでは今から作るものは何か?。飲み時に水や炭酸水を加えることはあるが、基本的には混ぜ物無しの梅エキスだけを氷砂糖などの糖類を使って抽出するものだ。だから100%。立派な梅ジュースだ。でも砂糖が強すぎるからジューシーという感覚は出てこない。梅と砂糖を比べると梅が多いとも言いがたい。WEB上では梅シロップが優勢みたい。結局どちらでも構わない状況だ。こんなこと本気で何処まで考えるものか。

因みに紫蘇を使った紫蘇ジュース(シソジュース)はシソ100%な訳ありませんからジュースは駄目。こちらは絶対「シソシロップ」だ。

青梅の収穫時期

素人には判断付きません。南国の青梅は既に八百屋に並び始めた。既に黄色い梅だって販売されている。庭の梅もぽろぽろっと落ちたりしている。完熟フェーズに入りつつあるのかもしれない。だから、まだ青々しているがもう収穫していいのだろう。

梅シロップの作り方

(1)失敗かな?

青梅を収穫したのは良いが、洗って灰汁抜きのため水に漬けて蔕を取ろうとしたら全然取れない。梅がまだ青過ぎたようだ。いまさら枝には戻せない。梅仕事は始めたら止められないものだから。蔕をきれいに取るのは諦めて爪楊枝でゴミなどをとってザルにあげる。水気を切って焼酎を噴霧。香り付けというより滅菌処理だ。

漬け込み用のボトルは熱湯で消毒。フライパンに水を張ってボトルを入れる。ボトルにも水を入れておく。お湯でなく。フライパンをゆっくり暖めて中・弱火で暫くするとボトルにも熱が伝わって消毒ができる。フライパンからボトルを上げて焼酎噴霧してから使う。

洗った青梅はボトルに移す。上から同量の氷砂糖を入れる。念のために焼酎を軽く噴霧してから蓋をする。

ボトルを上下したり回したりして梅と氷砂糖が混ざり合うようにする。→*

  • *此処は考え方があります。対極にあるのは、下に梅、上に氷砂糖を乗せたら、その後は一切触らないで全く自然に溶け合うのを待つやり方です。この場合は時間が掛かることや梅同士の接触が多いため、腐敗発酵が始まってしまう可能性がありますから、焼酎噴霧を念入りにやることと野菜室利用の方が安心です。


冷暗所(パントリーとかワインクーラーとか床下収納とか)に保存する。毎日1回ボトルを回す作業をするのであまり奥まったところには置かない。発酵熟成のプロセスではないため、冷蔵庫の野菜室でも構わない。温度が低いと浸透圧による攪拌作用に時間が掛かるので結果オーライ(期待以上に美味しい?)かもしれない。

梅の引き上げと、引き上げ後の処理(滅菌処理・濾過処理)、引き上げた梅の再利用については後日。(約10日後)

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