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梅仕事を管理する


梅仕事を管理する


  • 毎年の梅仕事。試行錯誤の連続。何かを学習しなければ。記憶に頼っても、途中でやり直したりすると遂には訳が分からなくなる。講じた方法論と得られた結果を上手く整理しておきたいが、どのように管理すれば良いのだろう?。


管理する目的:

(1)記録


  • 梅仕事は多岐・長期にわたり記憶だけでは混乱することが必至。記憶は頼りないから記録をとる。


(日程の記録)

  • 漬け込みとか、熟成とか、どのような状態で何日経過したかの期間を記録する。


(物と量の記録)

  • 梅の重量、砂糖や塩や酒の量。


(アクションの記録)

  • 状態を変える。物の量を変える。などの働きかけた行為の記録。


(観察の記録)

  • ひたすら眺め、あるいはぼんやり眺め、維持されている状態、変化した状態から観察できたことを記録する。


(2)反省


  • 反省ならサルでも出来る?。何が失敗で何が成功か。失敗の原因、成功の要因(KFS)を分析する。次の梅仕事に対する示唆(メッセージ)を明確にする。梅仕事の成果を評価し、自分なりの結論を出す。全体としての評価と、此処の作業に対する評価と両方行うこと。




「梅仕事ケーススタディ」として取り組む。


  • タイトルネーミング:/(スラント)の次に「梅仕事区分」、「梅入手日=開始日」を入れてタイトルとする。梅の予約購入だと開始日が実作業より早くなるので、梅が手元に来て待ったなしになった日をタイトルに入れる。複数のボトルで作業する場合はボトルを区分しておくこと。
    /梅仕事区分+梅入手日


(サマリーの部)

  • 日程サマリー、マテリアルサマリー、ツールサマリー、その他。


(評価の部)

  • サマリーの部の結論の位置づけ。


(時系列の部)

  • 時間を追って、アクション事項、観察事項、評価・コメント事項を記録する。写真の存在が重要である。





<管理のための試行錯誤>(順不同)


ライフサイクル管理

材料を調達し加工し保管し消費する一連の流れを管理すると一般的に言ってみても、梅仕事では単純でない。

材料の梅がどのように変遷するか。

最初、梅は梅果肉と梅エキスは一体のもの。分離させないで利用するものには梅干し・梅ジャムが代表的だ。分離させて梅エキスだけを楽しむ代表例は梅シロップ、梅酒。

賞味期限・消費期限の管理も必要だ。それは最終的に作ったもの、あるいは中間生成物をミックスして使えるかどうかの管理にも繋がる。




梅を区別する。これは変わらない。入手した時点で固定。
梅に加える素材(酒・砂糖など)は足し算の形で変化する。
履歴を足し込む。作る履歴と消費する履歴。Action区分。Time区分。
結果・ステータスを併記する。Result区分。Status区分。



M区分(マテリアル区分、素材区分)

購入量/収穫量・購入価格・購入日/収穫日・品種・サイズ・購入先。購入手順はこちらで。発注予約などもこちらに入れるかな。

P区分(プロダクト区分、作成物区分)

何を作ろうとしているのか。M区分とセットで理解する。とりあえず梅を10キロ買ってから何を作るか考えることもある。だからM→P→W→S

W区分(ワーク区分、仕事区分)

いつ何をしたか、何をしなかったか。使った道具。使った素材と量。使った手順(レシピ)。

S区分(ステータス区分、状態区分)

いつの状態、何処の状態。素材及び素材環境の状態の把握。前回からの変化点に注目する。色、形、匂い、カビなど異物の有無、濁り、泡、時々は写真を撮る。

S区分は購入した時の状態、消費している時の状態、単なる時間経過による状態もある。ワークの結果として捉えると間違える。

S区分は自由記述+ピクチャー。

M1(S1)+W1.1(S1.1).+W1.2(S1.2)+・・・。

これをブログで管理するなら、

M+Pがカテゴリー(P+Mの方が良いかな)

WとSは、日付毎に記事を書く。纏め書きは避けたいが、止むを得ない時は最初の日付。

しかし、これだと、ロット毎に記事を起こすことになり、面倒だな。

P+Mで一つのエントリーとして、SとWとを時系列でどんどん追記して行けば、手間は少し軽減できる。1エントリー1事例となる。ロットの分離・合流は記事のラストで記載すれば済む。



ーEnd Of 試行錯誤ー

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