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梅酒に入れる砂糖の量?


梅酒に入れる砂糖の量?

梅酒を作り始めて。氷砂糖が必要なことは分かったが、ではどれ位の量を入れればよいのかが分からない。あちこちのサイトを見ると、参考としてその人の事例が示されているが、結局は「自分の好みで」とある。確かにそうだ。

人間は適応できる動物だから甘さが強くても弱くても、それなりに味わってしまうので、ベストポイントを探るのはなかなか難しい。

買って飲むお酒(日本酒、ワイン、梅酒など)なら好みは分かっているから、それを参考にする。自分が甘口を好むか、辛口を好むか、中口を好むか。それくらいは分かる。チョーヤの梅酒は万人向けに作っているが、すっきり飲みやすいとは描かれていても相当に甘いと感じたら、平均より砂糖は少なくした方が無難だ。

甘い方が飲みやすいのは普通の感覚。

多くのサイトは梅1キログラムに対して砂糖を500グラム前後を奨めている。多い人だと700グラムの例もある。最も梅シロップは梅1キログラムに対して砂糖も同量の1キログラムだ。ソーダー水とかで割って飲む前提なら砂糖の量が多くても良いが風味も薄まるから是非は難しい。



梅1キログラムに対して、ホワイトリカー1.8リットル~2.0リットル入れる前提で、


  • 砂糖1キログラム(100%)⇒超甘口。そのままでは飲めない。1.5倍のソーダー水で割って氷を浮かべて飲む。



  • 砂糖750グラム(75%)⇒甘口。同量のソーダー水で割って氷を浮かべて飲む。又はオンザロックで薄めながら時間をかけて飲む。



  • 砂糖500グラム(50%)⇒中口。甘味と酸味がバランスする。1杯目は美味しい。後は辛口好みの人には甘さが気になる。氷を浮かべて飲む。オンザロックでも良い。



  • 砂糖250グラム(25%)⇒辛口。酸味を強く感じる。辛口党ならオンザロックで飲みたい。温めてブラウンシュガーなど好みの砂糖を入れて飲んでも美味しい(かも)。料理に使いたい?。


<超熟成>

超熟成を目指して梅の風味・エキスの取り込みを徹底するには、

(1)ホワイトリカー

ホワイトリカーの量を少し控えめにする。ホワイトリカーの量は通常は梅1KGに対して1.8L~2.Lですが、1.5L程度に抑える。2回に分けて入れる。

(2)氷砂糖

氷砂糖を多めにする。浸透圧によるエキスの取り込みを後押しする。梅1KGに対して氷砂糖0.75KG程度を最大とする。大粒のロック型の氷砂糖を2回に分けて入れる。最初400グラム、半年~1年後に300グラムを追加するなど。濃度差を演出することで浸透圧作用の効果を上げる。

(3)時間

時間を十分掛ける。ミニマム1年。我慢できれば3年熟成。うん?、この程度では超熟成とは言わないか。気の短い人、先の短い人にはこれでも超熟成と思いましょう。時間も根気もあるから10年以上熟成させれば、特殊な酢を作っていることになる。酢が好きな人はどうぞ。酒として美味しく楽しむには2年、3年辺りでしょう。4年とか5年とか越えたくない。

(4)梅

梅は大粒の瑕のないものを選ぶ。仕込み後は最後まで触らない・取り出さない。


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