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(梅仕事)裏漉し(うらごし)の道具


(梅仕事)裏漉し(うらごし)の道具

梅仕事でうらごしをすることはあるか。考えられるのは梅ジャム作り、梅味噌作り、の辺りだろう。果肉を口当たり良くスムーズに取り出すための裏ごし。硬い種と硬い表皮を分離するのだが、種は流石に手で取り除くしかない。問題は皮の部分の分離。

菓子つくりは主な材料が粉物(こなもの)だから、扱いは食感を意識したものになる。梅仕事も食感をスムーズに仕上げることが狙いとしつつも、先ずは硬い皮が問題だ。

皮ごと煮て皮を柔らかくして漉し入れるやり方と、皮についた果肉を取り込むに止め、皮は残すやり方だ。梅の風味・食感を楽しむなら漉し入れるやり方。純粋にエキスだけを楽しむなら皮の微塵が入らないように作業する。何れも気分の問題で明確に分離することは難しい。

梅仕事は道楽?

農家などが商売でやっている梅仕事と違って、普通の家の梅仕事は趣味と実益というより、完全に趣味道楽の範疇でしょう。買うより安いは大嘘で大概は高くつきます。

サイトを見ると素敵なデザインの「うらごし」があった。





金属製/ステンレス製のザルを裏ごしの道具に使うのは、面倒がりの主婦の裏技?。歩留まりが悪くて良くない。肌理(きめ)が粗い訳よ。料理は道具だ。

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