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出遅れてしまった今年の梅仕事


今年の梅仕事。すっかり出遅れてしまった。去年は6月にあらかた仕込みは終わっていたのに今年は7月になっても未だ何も始まっていない。

でも、去年は失敗の連続。試行錯誤の9割は失敗するものだ。チャレンジは控えめに。保守的な態度が好ましい。



基本方針

~自家収穫梅の利用が最優先~

(梅酒)
  • 自家収穫は管理は天気任せだから食用にする梅干しには出来ない。大きさも熟度もばらばらになるだろう。梅酒にまわすのが適当。梅酒ならばらつきは問題にならない。エキスを抜いてあとは庭に埋めてやろう。と言っても立派な梅が収穫できたらの話ですが、今年は無理でしょう。
(梅干)
  • 梅干しは専門業者から無農薬完熟梅を調達して作る。皮が薄くて柔らかい南高梅が流通量も多く適当だ。自家収穫梅の出来がよければ梅干しにまわす。
(その他)
  • 梅シロップは梅を買ってまでわざわざ作るものでもない。自家収穫の梅が余ったら、シロップにする。梅ゼリーや梅ジャムも同じだ。あくまでも余った梅の処分方法の一つと考える。


今年の結果・見通し
  • 今年は出遅れたし、自家収穫も望めない。そこで、これまでに作ったものの整理をしよう。ものによっては見切りも必要だ。
(1)古い梅干しの再生
  • 梅酢に漬け直して塩分調整を行い、熟成を進めるために土用干しをやる。
  • 梅酢に漬ける時間、土用干しの時間はそれぞれ1日2日で十分だ。
  • 年度別の仕分けは面倒なので、今年の新ものと去年以前の古梅干しとに分けるだけで十分だろう。時間が経てば美味しくなるし人は美味しいものから食べるので自然と先入れ先出しが成立する。
  • 梅酢は昨年のものを利用。
(2)新しい梅干し
  • 今年は見送り。
(3)梅酒
  • 1ボトル仕込んで1ボトル消費開始。梅は自家収穫が使えるなら使う。量的質的に問題なら、ミニマム完熟梅を1キロだけ購入。今年はブランディーで。サントリーから梅酒用のブランディーが販売されていたはずだ。
  • 豊後梅1キロで作成。
(4)梅シロップ
  • 今年は自家梅(白加賀)が不良なため、シロップに回す。
  • 作成済み。


《鬼が笑う?》
  • 梅仕事は梅が基本。本物の梅が入手できない時は余計なことをしないこと。やった分の全てが無駄になる。
  • 本物は、(1)自家収穫、(2)優良サイトからの通販、(3)馴染みの梅農家からの購入。サイズは3L,以上。通販などに頼む場合は5月末から準備に入ること。
  • 量は少なくても定期的(毎年)作ること。
  • 作るのは(1)完熟梅の梅干し。(2)完熟梅のブランデー梅酒、(3)青梅の焼酎梅酒。
  • 梅シロップも梅ジャムも作らない。余りものの有効活用は結局は只の無駄遣いに終わる。
  • 自家収穫2キロ。通販購入2キロ。合計4キロ。4ロットの梅仕事。

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