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生梅・青梅・完熟梅の通販サイトを調べる


生梅・青梅・完熟梅の通販サイトを調べる

今年も有名なところ(検索で最初に出てくるサイト?)は既に完売御礼状態です。まあ、いつものことです。

何事も残りものに福あり。



梅酒にするなら梅のサイズは決定的ではない。ラージサイズにこだわる必要は全くない。完熟梅か青梅かの方が大事だ。無農薬は当然。梅らしい”すっきり味”を求めるなら青梅。砂糖は少なめにする。甘いとろんとした味を求めるなら完熟梅。砂糖は大目に使う。

梅干しの場合は、程々のサイズ。果肉を外して食べる場合は、サイズも決定的ではない。普通にLサイズで十分だろう。ここも完熟か青梅かが重要。かりっとした歯ごたえを残したいなら青梅、柔らかい味を求めれば完熟?。青梅でも追熟すれば問題ない筈。無農薬。

種を入れたままの梅干しをそのまま食卓に出す場合はサイズは重要だ。2Lや3L程度のサイズが見た目も食欲をそそる。4Lになると異常だろう。肥大化した病気の梅に見えてしまう。デカくて硬い梅干しは成立しないから、この場合は完熟梅を優先。手間はかかるが青梅を追熟しても全く問題ない。作業中に果肉に傷をつけるリスクも見ておくこと。

結局:
  • (すっきり梅酒用)
    青梅L~2Lサイズを 1キロ~2キロ。
  • (とろりん梅酒用)
    青梅または完熟梅 L~2Lサイズを 1キロ~2キロ。青梅は追熟して利用。
  • (果肉梅干用)*梅肉だけ削ぎ取って食用する。
    青梅または完熟梅L~3Lサイズを 1キロ~2キロ。青梅は追熟して利用。一粒梅干を作る場合は不要。失敗したものを果肉梅干に回せばよい。
  • (一粒梅干用)*梅の形の一粒ずつを食用する。
    青梅または完熟梅2L~3Lサイズを1キロ~2キロ。青梅は追熟して利用。
  • (梅シロップ用)
    青梅または完熟梅L~2Lサイズを 1キロ~2キロ。
集計して:
  • 青梅または完熟梅 2L~3Lサイズ 3~5キロ
  • 自家栽培の梅の木から収穫できる量で不足する分を注文します。


サイトインプレッション

☆☆
有限会社マルシゲ青果(和歌山県御坊市塩屋町北塩屋1631)
楽天商店なので一定の安心感がある。
価格設定は魅力的だ。
送料無料は小口の注文にはさらに魅力的だ。
決済方法も多様なので有難い。
ヤマト運輸利用もグッドポイント。

☆☆
白龍梅本舗横山食品株式会社(和歌山県日高郡みなべ町西本庄1293)
サイト構成が煩雑な印象。店の名前すら何が本当かはっきり分からない。商品内容は悪くないが印象は今一つだ。ブランディング~企業認知(CI)で失敗しているように思う。もう少し整理してすっきりさせた方がはるかに取っ付きが良くなる。


株式会社とち亀物産(和歌山県有田郡湯浅町湯浅2814-2)
「紀伊国屋文左衛門本舗」などと大層な名前と会社名のギャップに驚く。会社名で検索すると販売サイトに行けないのだから論外だ。生産農家と契約して仲介販売をやっている業者のサイトというのは他と変わらないのだが、やり過ぎの印象が強い。残念なサイトだ。ここはスルー。

☆☆☆
(有)深見梅店(和歌山県西牟婁郡上富田町岩田 2483-1)
ここはしっかりしている。商品もリーズナブル。しかし販売終了。梅干しなど加工食品に回すため生梅の販売量は限られているようだ。注文を入れるなら5月の早い時期が良さそうだ。次年度お忘れなく。


株式会社東研(名古屋市守山区小幡太田15-22)販売店名ぶどうの木
色々な物産を手広くやっているので返って分かり難い。直販のイメージから離れるので魅力も下がる。一農家一販売(代理)店、一地区一販売(代理)店なら、歓迎だが、商社的過ぎると遠慮したくなる。ここはスルー。

☆☆☆
てらがき農園 てらうめ(有)(和歌山県日高郡みなべ町西岩代12041)
訳の分からない店名で返って混乱する。 どうしてこのような馬鹿なネーミングをするのか。やっていることが台無しだろう。あれもこれも並べて欲深の経営者と思われてもしようがないだろう。もしくは自信の無さの表れだ。商品を見ると価格設定が高すぎる。やり過ぎだ。絶対スルーだ。

☆☆☆
ほりぐち農園(和歌山県日高郡みなべ町晩稲344)
 ここはブランディングが見事に成功している。当然既に完売御礼です。来年としても、5月早々の注文で間に合うかな。

☆☆☆
山口農園(和歌山県西牟婁郡上富田町岡1369-6)
完売御礼。価格設定はやや高めだが度を過ぎている印象は無い。来年チェック。



その他、全国に多数の販売業者サイトがありましたが誌上チェックにては特段の魅力を発見できず割愛させていただきました。悪しからず。

南高梅は紀州和歌山に生産者が多いです。神奈川(小田原)は首都圏に近く隠れた人気サイトになっているようです。

北関東・東北・北海道にも梅の生産農家が多いのですがサイトチェックでは見つかりませんでした。

商社もどきの取次店の存在は生産農家にとっては便利ですが、生産者と消費者の距離を開けるので好ましくありません。地域の活性化プログラムなどを利用して改善を図るべきです。

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