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梅仕事と冷凍庫利用の注意

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梅仕事と冷凍庫利用の注意
フリーザーは究極の保存庫だが、失敗も多い。組織が破壊され風味が失われてしまうからだ。チルドは多分、マイナス0.4付近。冷蔵庫は4度付近。野菜室は4度から8度の辺りかな。フリーザーはマイナス8度から10度付近かな。

ウメを意図的に凍らせて組織破壊すると梅シロップが簡単に作ることができる。しかし、

冷凍室で干からびてしまった梅でシロップが作れるか?

使える訳がない。見た目で常識で判断して良さそうだ。ウルトラC(古い?)は梅仕事にもありえない。

梅仕事のタイミングを調整する目的で、梅仕事は6月から8月に集中するが、生ものを一気に全量処理するのは大変だから、1か月~2か月ぐらい遅らせるには、冷凍庫の利用は重宝するし、意図的に冷凍梅でシロップを作るのも面白い。あくまでもフレッシュな味わいが残されていないといけない。冷凍庫に眠っていた去年の梅を使うなど以ての外。冷凍は空気を抜いて乾燥させてやると長期間OKと記事があったが、それでも2か月程度にするのが無難でしょう。

冷凍室に保管してあった赤シソは使えるか?

ウメだけではありません。シソも買うと余るから、後で使うつもりで保管すると、結局は風味が消えて、色も弱くなるので、意味が半減以下になります。直ぐに捨てて良いでしょう。

冷凍保存の梅シロップは使えるか?

そもそも上手く冷凍できるかどうか分からない。揺らしながら凍らせるなら分離させずに済むが、普通だと分離が起きて始末に悪そうだ。長期間保存すると、やはり水分は抜けていく。妙なものが残ることになるが、これは冷水でも、お湯でも、炭酸水でも戻せる可能性はある。味は気分も大事だから、半年を目途とするのが現実的だろう。最遅9月の仕込みとして、正月くらいまでに消費するのが無難。

冷凍庫に一時退避させた食材も、9月の上旬までには手仕舞いすることです。何か工夫して使い切る。

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