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@2021/06/20
始めに
今年はまだ始まっていません。
雑草を刈り取って少しきれいにしたぐらい。
落果が幾つかありますが、梅自体はまだ青いです。
大事にしていた心算の「露茜」が遂に枯れてしまったので、楽しみは減りました。
虫による被害と言うより病気だったかもしれない。薬剤はあまり使いたくないのが、裏目に出たのかもしれない。
気が向いたら、また飢えてみても良いかな。
白加賀と豊後。
白加賀は梅酒用。
豊後は梅干し用。
今年はマイマイガが発生しているようで、毛虫が多い。
でも、収穫前には薬剤は厳禁。
後1~2週間したら収穫にしようかな。
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@2021/07/01
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収穫。
今年は殺虫剤も撒いていないから、梅は虫くん達にしゃりしゃり齧られて、無事なものはせいぜい1割。
白加賀と豊後と合わせて5キロくらいかな。豊後は特に出来が悪い。脂が多すぎる。殆ど没。
で、今年は(今年も?)、梅干しは止めて、梅酒と梅シロップだけにする。上物を梅酒に使って、残りは梅シロップに回す作戦。
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あく抜き。
時間も間違えた。2時間からせいぜい8時間(ワンナイト)。これをオーバーさせてしまったもの(豊後)も出た。返って傷んでしまった。廃棄。
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追熟。
青梅の品質が無いので、完熟梅 の梅酒に切り替える。酒はブランデーベースに切り替える。
追熟は梅の様子を見ながら、雑菌が入らないように1日2回ほど焼酎を噴霧して おく。
2,3日で良い匂いがしてきた。
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付け込み。
(梅酒)
4リットルボトルを用意して、梅を入れる。常識的には7,8分目まで入れるが、ここでは、なるべく溢れそうになるくらい上まで入れる。面倒だから、軽量していないが、これで、2キロから2.2キロくらい。
氷砂糖を、小粒タイプのもの、隙間からこぼし入れる。時々ボトルを振りながら。500グラム程度になる。
ブランデーを注ぎ入れる。2リットルの果実酒用に売られているもの。サントリーのVSOでもいいが、今年の梅の出来ではアルコールも上物は遠慮することにした。
2リットルで丁度ボトル満タン状態になる。
サイド、隙間から、氷砂糖を陥れる。700グラム前後になっているだろう。
封印して、ラベルを張って終了。パントリーに押し込んでおく。
(梅シロップ)
残った梅が約2キロ。痛みの激しい者や、カビが見えるもの、ヤニの色が出ているもの(濃い緑色が出ていたり、ヤニが顔を出しているもの)は、捨てる。
梅酒は出来るだけ大きなサイズを選ぶが、梅シロップはサイズは気にしなくてよい。
梅シロップは雑菌が入りやすいので、慎重な扱いが必要。
ここでは2リットルボトルを利用する。
1個ずつ焼酎噴霧で消毒しながら、ボトルに落とし込み。上まで全部入れて(8分目、9分目程度)で、約1キロ弱。砂糖を500グラム程度。好みによって、梅同量とする人もいるが、砂糖を多くした方が失敗は少ないが、砂糖少の方針で今年も行きます。
砂糖は、氷砂糖を使う必要はないが、余っていたら使ってもいい。ボトルのサイズを抑えて、色々な砂糖で試しても面白い。好みがはっきりしている人はお好みで。
砂糖を入れたら、焼酎噴霧で殺菌して封印。焼酎の臭いが気になる人は、リンゴ酢を振りかけておいてもいい。雑菌の侵入と、梅と空気が触れる機会を少なくするのが狙い。
雑菌による発酵(腐敗)を抑え込むため、冷蔵庫に入れておく。(冷蔵庫に収まるサイズのボトルを利用する)
ジップロックを利用しても構わないが、出来上がりは液体の方だから、取り扱いは慎重に、二重のカバーなど何か工夫した方が安心だろう。工程を途中で止めて、一時冷凍させる場合などは、ジップロックが重宝する。
梅酒は冷暗所に入れて終了だが、梅シロップは大変。
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梅シロップのメンテナンス
毎日、朝と夕方の2回(冷蔵庫が手当てできた時は手抜きで1回でもいいが)、ボトルを揺らすなどして、梅の表面が濡れるようにする。カビ・雑菌対策は手を抜かない。砂糖が少なすぎると、エキスが出てこないので、適宜追加。とは言え、梅と同量を超えるのは入れすぎ。
シロップを取り出すタイミング
一番だし、一番搾り、一番シロップなんて聞いたことないけど、少ない砂糖で、短時間で取り出したシロップと言うことにしておこう。
追加砂糖でしっかりとりだしたのが二番シロップかな?
一番シロップは5日程度。
二番シロップは10日程度。
今年は一番シロップで十分かな。
取り出した梅は、梅ジャムでもいいが、作っても余ってしまうので、単なる砂糖の無駄遣いになりそうだから、黙って捨てる。
梅ゼリーなどは、きれいな梅で、罰に作ること。
流用は賢いやり方に見えて、只の無駄遣いの上塗りもあるから要注意。
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