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2020梅仕事|無糖梅酒に挑戦


今年は収穫も少ないし手間も掛けたくないので梅酒だけにする。
アルコールと砂糖も買ってきた。
でも、
砂糖漬けの梅酒って身体に悪そうな気がしてきた。どうせ量は飲めないけど 甘いと量は飲めないのも本当のこと。 
今年はやる気が今一なのを記念して無糖梅酒に挑戦してみよう。


無糖梅酒は商品としても製造販売されているようだ。試しに一度買って飲んでみても良いかな。普通の梅酒は甘さが強すぎる。酸味は少ない。岩波の梅酒なら満足度は高いが、無糖にすると更に酸味が強く感じることになるかも。まあ、論より証拠。代表的なものをアマゾン辺りから取り寄せてみるかな。

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ネット上のレシピをいくつかチェックしてみた。
  1. 梅を冷凍する。これは早く飲みたい人向けだろう。6月に仕込んで8月中に飲み終えたい日程の人向き。熟成を意図する人には多分不向き。(あくまで好みの問題ですが)
  2. ブランデーを利用する。コクを補う為かな。焼酎、日本酒などどれを選択するかは気になる。
  3. 梅とアルコールの分量は1:1。これが一番問題かな。長期熟成なら梅0.8:酒1.2かな。問題は長期保存に耐える保管環境。酒の量を十分にしておきたい。
  4. 梅に穴をあける。梅にしわが出ないようにしたいのが理由らしい。しわは保存期間が延びると自然に消えるから穴あけは不要。果肉の汚れ(?)が出やすくなって混濁の原因になるから長期熟成の場合は穴あけは厳禁。
  5. 梅を取り出す。梅酒(液体)が濁ってきていなければ取り出しは不要。逆に言うなら、濁り始めたら取り出す。
  6. ボトルを光にかざして、梅からゆらゆらと成分が出ていたら、取り出しは早い。ゆらゆらが殆ど無くなったら、取り出してもいい。ここは好みの問題。
  7. 発酵リスク。酒の濃度や分量が足りないと発行することがある。対策1は、酢(好みはリンゴ酢)を入れて押さえることができる。あまり余計なものは入れたくない気分もある。対策2は、冷蔵庫に収まるなら冷蔵庫の野菜室の奥にでも入れておく。雑菌の類の動きが封印できたら(普通に1夏を過ぎたら)、冷暗所(パントリー)に移して長期保存。
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今年は:

収穫した梅の量が少なく、

白加賀はサイズも小さく、既に熟成していたから、ホワイトタカラのすっきり味を狙うのは困難なようだ。

豊後はホワイトタカラ利用の可能性があったが、追熟(放っておいたため)と、あく抜きの時間も一晩プラスで、見た目の品質が落ちてしまった。少し残念。

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あく抜きして茶色になった梅は使えるの?

ネットを眺めると色々な考えがあって面白い。問題の捉え方が、違っている人も。普通の梅仕事で、最初から、傷のある梅や水膨れになった梅など使う訳はない。

購入あるいは収穫した立派な梅 のあく抜きで、なぜか茶色に変色した梅の話ですからね。

変色梅は使い物にならないと言う結論を出している人は梅または梅仕事に対する愛情の薄い人たちだろう。

原因は簡単。あく抜きの時間が長すぎた。冷水(冷蔵庫とか氷を使わない)でなく常温でやった。

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結局:

白加賀と豊後とミックスでホワイトタカラで仕込んだ。焼酎の量は梅がひたひたと隠れるくらい。梅1キロ、酒1.2リットルくらいかな。

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最初に付けてから8年経過している。そろそろ飲み始めることにしよう。10年は待てないな。

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