梅干しの蜂蜜(はちみつ)漬け
すっぱい梅干しを美味しく食べたい。
- 梅のはちみつ漬けは普通にありますね。梅シロップの砂糖の代わりに蜂蜜を使うだけですから、どちらかといえば簡単な口でしょう。
- 梅干しになったものをどうするか?これがここの問題です。
いくつかのサイトを調べると、世の中の基本的な手順が分かります。
- 梅干しの塩抜きをする。水につけるのだが、時間は結構長い。8時間程度。塩抜きした梅干しの不味さを知る人は程ほどに。
- 蜂蜜2:水1の液体を作り、一度沸騰させておく。蜂蜜シロップを作ったのかな。冷ます。
- 塩抜きした梅干しを蜂蜜シロップに入れ、冷蔵庫で2週間保存して出来上がり。
こう言うときの梅干しは減塩で作っておきたいです。どうせ塩抜きするなら最初から入れない。
こうして出来上がる梅干し蜂蜜漬けはふわっと柔らかく甘いものが出来上がる。適度な酸味が残って美味しい。だろうことが想像できる。
(問題)
- 時間を掛けて塩抜きしたら梅エキスも出て行くので台無しだ。塩抜き時間はミニマム。しかも表面だけでよい。種に近い部分は普通の梅干しでいいのだ。
- 蜂蜜シロップに漬けるのではだらっと甘い味になりかねない。塩抜きした梅には水分も残っていてますます頼りない。味が薄いのではないか。
- 世間様のものは失敗なくお上品な味に仕上がることが期待できる。しかし、インパクト~サプライズもなく、わざわざ作るものでも無さそうだ。
- 保存性(求めるものでも無いですが)も期待は出来ない。
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<新しい感覚のレシピ>
- 鍋に水を入れ沸騰させ火を止める。
- お湯が少し冷めたら食べる分量の梅干しを入れる。加減は目分量で。
- 何回か鍋を揺らして塩抜きを促し30分くらいで引き上げる。加減は目分量で。
- 梅干しの水気をとり30分程度自然乾燥させる。ホワイトリカーを噴霧してカビ対策をしておく。
- よく消毒したボトルに梅干しを入れる。梅干しが隠れるまで蜂蜜を入れる。ホワイトリカーを噴霧して消毒してから密封する。
- 冷蔵・野菜室・冷暗所に保管。最初の2週間は毎日1回ボトルの上下(天地)を変える。蜂蜜の上下移動がスムーズで無い場合は適宜常温に置く。
- 仕込んでから2週間~1ヶ月で食べ始める。3ヶ月~6ヶ月くらいで消費する。梅も蜂蜜もユニークに賞味できる。筈。
- 知らない客に食べさせてサプライズ顔を楽しむ。塩昆布とお茶と一緒に出す。蜂蜜梅には軽く粉糖を掛けると効果的。但し、問題の有りそうな客には出さないこと。
- 種を外して果肉と蜂蜜をその場で練って即製練り梅にしても美味しい。筈。
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(注意)
- 普通の梅干しに蜂蜜をかけただけのものに過ぎない。という印象をもたれてしまう懸念あります。
- 冗談の通じない客や味音痴の客には出さないこと。
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