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梅シロップの梅はいつ取り出すのか?


梅シロップの梅はいつ取り出すのか?

ウエブをチェックすると仕込んでから10日とする例が多い。しかし、意味することが分からない。この日は取り出しを始めても構わない日だろうとは理解できるが、この日以降も漬けておいていいのか悪いのか。一番大切な情報あるいは一番知りたい情報は「何時までに取り出さなければいけないか?」ですが、どうもはっきりしない。

もう少しサイトを見ると、諸先生はどうやら1ヶ月ぐらいを限度に考えているようだ。この辺は梅酒と違う。長く入れて置くと、発酵・腐敗が始まる。砂糖水は放置したら腐る。当然。



長期熟成時のポイント:
  1. 糖分の量を増やす。(是非は分かれる?)
  2. 粉砂糖を使う。(氷砂糖はリスクあり)
  3. 酢(リンゴ酢)またはアルコール(ホワイトリカー)を入れて氷砂糖が溶けるまでの間を繋ぐ。空気は直に梅に触れる機会を減らす。(お奨めしないが常温熟成時は必要かも)
  4. 冷蔵庫で保管。温度を下げて発酵させない。(時間を掛けて熟成できる)
  5. 梅は丁寧に洗ってしっかり乾かしてから仕込む。(これは大事なこと)
  6. 梅を取り出すときに殺菌熱処理。(①熱処理*、②梅の取り出し、③濾過**、④冷蔵保存の手順に注意のこと)
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*熱処理は温度を高くしないこと。煮沸・沸騰はNG。調味料にはなるかもしれないが飲み物にならなくなるかも。60度くらいで少し時間をかける。ホワイトリカー利用時は丁寧にアルコールを飛ばす。感覚的には5分~10分程度。

**濾過は冷ましてから行えばすっきりしたシロップが、温度が高いまま行えば風味豊かなシロップが期待できる。筈です。

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梅の取り出し日の結論: 
  • 常温10日目
  • 冷蔵30日目

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