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梅仕事の基本「梅はよく乾かして使う」


仕事の基本「梅はよく乾かして使う」

多くの人が恐らくいい加減にやっているであろうことに梅を良く乾かさないで梅の処理に入ることがあります。

梅干しの仕込み・漬け込み。
梅シロップの仕込み・漬け込み。
梅酒の仕込み・漬け込み。

何でも共通ですが、これから塩と合わせる、氷砂糖と合わせる、焼酎と合わせる、目的のボトルやポリ袋に入れ込んでいく時に、その梅は十分乾燥させてあるかどうかが重要なポイント。

下処理の過程で洗ったりして濡れているのは当然ですが、簡単に水を切って済ましていないか?。水分が残ってるとカビの原因になります。梅エキスの抽出が邪魔されます。塩分、糖分、アルコール分が希釈されて味も落ちます。

乾燥させれば果肉表皮の水分も放出されて、塩分、糖分、アルコール分の入り込みも促されます。いいことばかりです。

では乾燥の方法は?

土用干しに使うザルでも、台所の水きり用のざるでも清潔なものを。なるべく梅が重ならないように出来るだけ広げて、あるいは複数のザルを使って並べます。梅を並べたらホワイトリカーを噴霧して消毒します。静かな場所に小1時間ぐらい置いて自然乾燥させます。直射日光や扇風機の風に当てる必要はありません。



水切りざるにも最近は洒落たものも手に入りますが、目的に応じて利用することです。

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